外貨投資で有利と言われる新興国通貨の特徴


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外貨投資で有利と言われる新興国通貨の特徴

新興国通貨の為替相場

資産運用の中で投資家から人気のある外貨投資は、日本円と外国通貨との為替差益によって利益を得る資産運用です。しかしながら外貨投資は常に為替リスクを背負っており、投資の専門筋では「為替はゼロサムゲームである」とも言われる程です。

(ゼロサム・ゲームとは、利害衝突具合により、ゲームを分類した類型の1つ。プレーヤーの利得合計がゼロになるケース。http://gms.globis.co.jp/dic/00749.php

一般的に為替レートは複雑な要因により変化し、外貨投資において為替の値動きを読むことは非常に難しいことです。例えば日本円と米ドルの関係においても、現在の為替相場が将来的に円安になるのか円高になるのかを判断するのは、非常に困難なことだということです。

先進国では国内の経済成長性も低く、将来的な発展性も期待が薄いことから、相対的に金利も低く相場を読むことは困難ですが、新興国の場合では少し状況が異なると言われています。

為替理論による「パラッサ・サミュエルソン効果」では、新興国は人口も多く人件費も安いことから、製造業では先進国よりも安く作ることが出来るメリットがあります。

このため先進国からは新興国に生産の拠点を移すことで、新興国の労働生産性は高まり先進国への輸出が増えることで、貿易黒字が積み上がり外貨と自国通貨の返還が増え、その結果通貨高圧力が発生し自国の通貨が上昇していくことになります。

このことから、新興国通貨の為替相場は先進国と比較すると、先進国がコスト削減を求めて新興国に進出して生産を高める状況下では、長期的には確実に切り上がっていくと言われています。このようなことから、外貨投資を行う投資家の間では、将来的に上昇することが想定される新興国通貨による外貨投資が注目されているということです。

ちなみに、1970年〜1980年代にかけての日本や2000年代の中国は、急速な国内経済成長を遂げた時期であり、まさに「パラッサ・サミュエルソン効果」が発生し通貨圧力が高まった時期だと言われています。